今日、先輩の先生(研修主任:数学)の先生から、本年度の分析データを頂きました。
わたしは、定期考査を中心に分析を行ってきましたが、テスト内容の妥当性に課題を感じていたりして、信頼性に欠ける分析データしか得られませんでした。
先輩の先生が出されたデータは、業者のテストの結果で、問題の妥当性などではほぼ問題はないと思います。
先輩の先生も『学び合い』の実践者で、1年生の数学を担当されています。
今回は、自分の担当している1年生理科と1年生の数学のデータを紹介します。
1年生 | 数学 | 理科 |
CRTテスト | -0.9 | -2.1 |
夏期課題テスト | 4.8 | 1.6 |
学力診断テスト | 8.3 | 3.4 |
徐々に伸びて行っていますね!
1年生 | 数学 | 理科 |
夏期課題テスト | 6.6% | 11.5% |
学力診断テスト | 11.1% | 9.5% |
数学、理科ともに学力は向上しているように見えますが、私たちの目標は、「得点率30%未満の生徒を0にすること」です。数学では、点数は上がっていますが、30%未満の生徒の割合が増えています。これは、学力の2極化が考えられます。理科では、30%未満の生徒の割合が減っていますが、それでも、9.5%もいます。35人学級では、3人と言うことになります。「一人も見捨てない授業」にはなっていません。課題が残る結果です。