異校種体験研修終了!

 昨日まで、異校種体験研修ということで、小学校に3日間お世話になりました。小学校の教員免許がないため、TTで授業に参加したり、ホームルームなどに入ってサポートすることを小学3年生のクラスで行ってきました。

 まずは、チャイムが鳴らないことにびっくり。担任の先生が時計を見て、授業が始まり、終わる。チャイムに慣れているので、新鮮でした。朝の会での健康観察。名前を呼ばれた子は、「はい!元気です!」と大きな声で答えます。で、「足が少し痛いです」など体調が悪い返事をしたときは、「お大事に!」とみんなが返してくれます。ほのぼのしてます。

 授業では、算数、理科が中心でしたが、水泳や国語の授業にも入りました。担任の先生がもちろん授業されて、私はT2ではいっていたのですが、もちろん一斉授業です。やはり、違和感を感じてしまいました。でも、子どもたちは、一生懸命ノートをとり、問題に臨んでいました。

 小学校は、給食から昼休みが長い!ゆっくり」ご飯を食べても遊ぶ時間はたんまりあります。3日間連続で、炎天下の元、ドッチボール大会でした…。小学校の先生はスゴイ!

 最終日、GTで「理科の自由研究のしかた」の授業を2時間で行いました。内容的には、2時間もかからないと思ったので、科学おもちゃを持っていき、いろいろ実験しました。その後、みんなでパンダを書くことをしました。しろくまに、パンダの模様を描くのです。目的は、「知っていると思っていることも、意外に知らない」ということを実感してもらうためだったのですが、なかなかできません。タヌキになったり、トラになったり、ウシになったり…。

 そこで、『学び合い』登場!「みんなが正しくパンダの模様を描くためにはどうしたらいい?答のプリントは1枚だけ用意してあるよ!」 S「答を順番に回せばいいんじゃない?」 T「時間が足りなくなるよ」 S「友達と協力する」 T「よし、じゃあ、みんなが正しいパンダを描くために自分にできることを考えてやってみよう!」 子どもたちは、素直です。できた子は、自然に終わっていない子に教えに行きます。「わからーん!」その声にできた子は反応します。

 「みんなができる」ためという目的を達成するために、『学び合い』に基づいた行動が自然発生しました。『学び合い』は、ごく自然なことなんだと強く感じました。

 

 しかし、小学生はパワフルだわ…(汗)