2学期の授業が始まりました!

 始業式、課題テストと追われる二日間。そして、「授業開始!」

生徒もそうですが、私にもリハビリが必要でした。一日終えて「疲れたー」

 しかし、新学期早々、『学び合い』で微笑ましい光景が見られました。

 理科の授業中、どうしても意欲がわかず、課題に対して投げやりになる子がいるのです。

 学習開始から10分。様子を見に行くと、夏休み明けと言うこともあり、その子は全く課題が進んでいません。

 そこで、私は少し見守ることにしました。開始から15分。クラスの1/4~1/3の生徒が課題をクリアしていました。しかし、だれも投げやりになっている子のところに関わろうとしません。しかし、ある男の子が一人で、投げやりになっている集団に突撃していったのです。その姿を見た周囲は、後を追うようにその集団を取り囲み、教えたり、励ましたりしていました。

 授業の最後に、この出来事を話しました。すると、自然に最初に関わろうとした男の子に拍手が起こりました。非常に和やかな雰囲気が新学期早々に見られ、今後が楽しみになりました。

 その日の帰りの会は、私が外出していたので副任の先生にお願いをしました。副任の先生に、今日の出来事を話していたので、副任の先生は帰りの会で再び、理科の授業の出来事をお話しになったそうです。すると、再び賞賛の拍手が起こり、関わった子は、恥ずかしながらも嬉しそうな表情を浮かべていたそうです。

 『学び合い』だからこそのできごとですよね!