電流がつくる磁界(練習問題編)

 今日の課題は、「電流がつくる磁界」(練習問題ですべての問題をクリア)です。

基本的事項は、みんなすらすら解いていますが、後半になると難しくなります。

上の3枚の写真は、すべてちがうグループが同じ課題にぶつかり、解決していくようすです。

ひっかかっている課題は、「コイル(複数回巻き)になるとどうして1回巻きより、磁力が強くなるか?」

答えは、「それぞれの導線のまわりの磁界が重なり合うため」

 まず、一番左は2人組。電流がつくる磁界では、「右ねじの法則」が使われ、本来ならば右手を使って考えます。しかし、「コイルの巻き数が増えたら…」ということで左手も使って説明しています。

 真ん中は、こちらも2人組。ホワイトボードを使ってコイルのまわりの磁界を説明しています。裏紙を使ってもよいのですが、やはりホワイトボードの方が使いやすいとのこと。消すときに簡単にきれいに消せるのが良いのでしょうか?

 一番右は、3人組。電気回路の分野で四苦八苦していた3人組です。しかし、黒板を使ってコイルの断面でできる磁界を3人で書き込んでいます。この内の一人は、「磁界の向きが逆だと、磁界は弱まる」ことを知っています。「ここは、同じ向きになるけん…。」応えに近づいています。がんばれー!

 こんなようすを授業で見ると、応援したくなりますよね!!