「光]は、とっても速いんだ!と実感(!o!)y

 昨日の授業の内容は、「記録タイマーの使い方と記録の保存方法」でした。記録タイマーを初めて使うので、今回は記録テープを手で引っ張りデータをとり、それから0.1秒ごとの速さ(瞬間の速さ)と運動全体の平均の速さを算出します。

 本校は、西日本に位置しているので、記録タイマーは1秒あたり60回、記録テープに点を打ち付けます。なので、6打点ごとに記録テープを切り、記録用紙に貼りつけることで、0.1秒ごとの移動距離がわかり、「速さ」を算出することができます。

 ここで、生徒がよくつまずくことが「どこが6打点目かがわからない」ということです。

(下の写真を参照されて下さい)なので、教室の各地で、6打点目を知ろうと、教えようと議論がなされます。「なんではじめが1じゃなくて0なん?」などなど

 時間がかかりましたが、全員が今回の課題をクリア!!

 そうこうしているとある生徒が、「切ったテープの長さや、点の間隔は速さによって変わる。速くなればなるほど、テープの長さや点の間隔は長くなる」と気づき、「じゃあ、光はとっても速いけど、テープ一本分の長さはどれくらいになるんだろう?」と疑問をもちました。

 社会の知識を使い、計算を行い、結論づけました。「テープ一本分(0.1秒あたりの移動距離)は、3万km!!」なので、今回使用した記録テープ(全長33m)では、光の運動を記録できない!となり、クラス一同、「ほぉぉぉ」となりました。

記録テープの切り方
記録テープの切り方