3学年のECOキャップ担当の生徒と共につくった回収BOX。クラス別に入れるようになっています。生徒会改選で利用した投票箱を流用したため、見た目は少し雑なつくりです。開票時に空けた面をガムテープで閉じて、ECOキャップを入れるために上面に穴を空けて設置。毎朝、計測を行うのですが、私としたことが、出し口をつくり忘れておりました。仕方なく、上面を破壊して取り出す羽目に…。今度は、きれいにつくろう。失敗から学ぶことは多いのですよ。
さて、今日の集まり具合は…?
2日目なので少なくなっているだろうと箱を持ち上げると、満タン(*o*)クラスに帰ると、「先生、中身見た?○○ちゃんがもってきてくれたんよ。私も1個入れたよ。」と笑顔、笑顔、笑顔。すばらしい朝となりました。
回収量は、7クラストップ。普通なら、「やった!1位やん。」などの声が聞こえても良いのですが、我がクラスではありません。決してしらけているのではなく、全体目標を達するために、もっとがんばらなくちゃという風になっております。きっと『学び合い』の授業で、「みんなひとりひとり状況は違う。だけど、みんなが協力して、それぞれのベストを尽くせば、目標は達成できる。」という考え方が定着しているのでしょうか。多くもってきたからすごいとか、少ないとダメとかにならないので、すっごくうれしいです。
さて、昨日2年生にECOキャップ活動を提案しにいった子たちですが、2名いくところが、勝手に4人行っていました。その2年生のクラスでは少しですが集まりつつあるようです。
そこで、「縦のつながりをつくるための作戦 第2弾」を明日、実行します。
目的は、この取り組みを1、2、3年で行うことです。もちろん、教師が提案してはおもしろくないですし、何よりも、真の目的「子どもたちのつながり」をつくることはできません。そこで、
① 3年の我がクラスに、「やっぱり1、2、3年合同で行いたいよね。」と提案。
→「私が、1年生の教室に行って話をしてくる」という生徒が出現する(予想)
② 「でも、3年生が1年生の教室に行って話をしたことがないから、怖がるんじゃない?」と切り返す。
→「じゃあ、どうする?」と考える(予想)
③ (できるだけ子どもから出て欲しいですが…)
→「じゃあ、2年生に行ってもらおう」という方向に。
④ 「でも、2年生は昨日からだし、不安じゃないかな」と疑問を投げかける。
→「じゃあ、どうする?」と考える(予想)
⑤ (できるだけ子どもから出て欲しいですが…)
→「じゃあ、わたしたちもついて行こう」という方向に。
⑥ 1年生の教室に2年生が行き、話をする。影で3年生が見守る。
→(2年生に3年生が)「ナイス!」「がんばったね!」
今後何か問題が生じたら、教師は動きません。子どもたちが動きます。その仕組みがつくれると信じております。
教師が提案をすれば、簡単に済む話かもしれませんが、それでは子どもたちのつながりはつくれません。
次は、1,2,3年合同の目標を掲げ、全員で達成していきたいです。
みなさんは、左の図はなんだと思いますか?
私は、理科の教師をして10年目ですが、初めての出来事で戸惑ってしまいました。
今日は、天体「星の日周運動」について学習をしておりました。そこで起こったことです。
「先生、日本の反対側は、ブラジルですよね。じゃあ、穴を掘っていけば、ブラジルに着くんですか?」
天体で、「天球」の理論を学習する際には、この手の質問は過去にもあり、対応はできます。
「(私)理論的にはそうなるね。」
「(生徒A)でも、地下水とかでてきますよね」
「(私)そうだよ。もっと深くなったらマグマがでてくるよ。そうなると、掘るのは難しいよね(笑)」
「(生徒B)えっ。マグマがでてくると?(驚)」
「(私)でてくるやろ。1年で習ったやン」
「(生徒B)だって、マグマって動物やン!?」
「(私)はぃ?」
「(生徒AB)えっ?」
「(生徒B)マグマって、ピューマみたいな」
「(私)<混乱>じゃあ、その動物の絵を描いてみて?」
「(生徒B)<黒板にマグマという動物の絵を描く>」
「(生徒C)あのね、マグマってのはね…(説明)」
「(生徒B)そーなん?」
生徒のつまずきは教師の予想をはるかに超えたところにあると言いますが、今日のつまずきは私は大きすぎた。