「みんながよくなきゃだめなんだ!」が普通に言えるって素敵

本日は、期末考査の反省を受け、「化学反応式」のミニテストを実施することになりました。

8つの化学反応式。1問4点。合計32点満点の問題です。

もちろん目標は、「全員満点!」です。

出題範囲は1週間前に告知済み。

「さぁやるよ」と言って、テストスタート。

8分後…。

「しゅーりょー!!回収して」

 

全員の解答用紙をシャッフル。シャッフル。

「では、結果発表!」

「○○点」「○○点」…。名前は伏せて、全員の点数を読み上げました。

私:「どうよ?これでいいとね??」

生徒1:「だめやろ?」

生徒2:「もう一回チャンスください。」

私:「でも、満点の人は次ミスをしたら点数下がるんだよ。」

生徒3:「でも、まだ頑張れる人がいるんなら、やろうよ」

 

という訳で、少し勉強する時間をとって、2回目のテストを実施。

(こうなるかもと問題用紙を倍印刷していました)

結果は、あんまり変わらないか、ちょっとよくなったくらい。

全員が満点とは行きませんでした。

 

しかし、自分さえよければいいではなく、「全員」がよくないといけないという価値観が、この学級には芽生えているということを実感できたことは大きな収穫だったと思います。