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卒業式後の片付けと反省の日々

 先週の金曜日に、第77期を卒業させました。「泣かない」と決めていましたが、別れの悲しみよりも、不完全燃焼だった1年間に対する「反省」の涙があふれてきました。

 そして、今週からは片付けをしながら、不甲斐ない自分の姿を振り返り、猛省の日々を過ごしています。この教育界に入ってきて19年。『学び合い』と出会って、16年。「誰一人見捨てるな」と言い続け、求めてきた。しかし、この言葉は、やる気にさせる言葉でもあり、人を苦しめる言葉でもあると、2023年度は感じました。

 自分自身の体調悪化もあり、学級に居ないこともことも多く、語るべき時に不在という場面も沢山ありました。副任の先生には、とてもご迷惑をおかけしました。

 

 やはり体調管理は大事です。体も心も。

 2023年度の学級目標は、「さかたとクルーの大航海<星空編>~10の愛でつながる自由な3-4~」でした。まさに、大航海でした。穏やかな時も荒れ狂う嵐の時も、みんなつながりを忘れずに、最善を尽くしました。しかし、荒れ狂う波と闘い、船はもはやボロボロの状態でした。クルーも疲れ果てていました。しかし、クルーの目は光り輝いていました。

 卒業は、大航海の「終着点」ではない。あくまでも、「中継点」に過ぎない。これからが、クルーが一人一人、大海原に旅立っていかなければならない。「最終地点」に向けて、彼ら一人一人が航海に出るだけの力は、持っていると確信している。私との航海は、ここで終わりだが、彼らの将来を温かく見守っていきたいと思います。